09/07/04 07:57:31 0 BE:617257692-PLT(12224)
夫に内緒で着々と離婚に向けて準備を進める、いわゆる「離活」に取り組む女性が増えている。
年金分割を見据える熟年世代だけでなく、最近は「夫と別れて自立したい」と考える若いOLも多く、
離婚カウンセラーへの相談は引きも切らない。背景には、昨秋以降の深刻な不況や結婚生活に
対する価値観の変化などがある。(安田幸弘)
「子供の学年が上がるのに
合わせて夫と別れたい」「弁護士費用はどのくらいかかるんでしょうか?」
離婚カウンセリングやコンサルティングを行う「離婚110番」(東京都渋谷区)に、
こうした相談が相次いでいる。
リーマン・ショック以降、数カ月かけて離婚の準備を進める「離活」の相談がいきなり増えたという。
30~40代の女性が中心で、月10件程度だった離活相談は、今年に入って月100件近くに急増。
料金は30分ごとに5250円で、財産分与や調停への備えなど相談内容はさまざまだ。
渋川良幸代表(46)は「不況で残業が少なくなったり、リストラされたりして、ご主人の
家にいる時間が長くなり、夫婦げんかが多くなっている。芸能人の離婚報道などで、
離婚に対する抵抗感も薄くなってきている」と分析する。
夫婦問題研究家の岡野あつこさん(54)の元にも、30~40代の女性が多く相談に訪れる。
「夫婦関係を修復するアドバイスをして、実際に修復に至ったケースも多い。
ただ、今年に入って、短期間で修復をあきらめて、すぐに離活に進む人が増えてきた。
やはり社会の混沌(こんとん)が影響しているのでは」と岡野さん。
価値観のずれが発端のケースも少なくない。岡野さんは「高度経済成長期では性格や価値観が
違っていても、給料が上がり続け、先行きの安定した生活がイメージできたので、
あえて離婚を選択する夫婦は少なかった。でも今は、先がみえないうえ、『同じ価値観で
夫と協力しあいたい』と願う女性が増え、『協力が得られないなら離婚』という人が多くなった」と話す。
(後略)
*+*+ 産経ニュース 2009/07/04[07:54] +*+*
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