09/07/03 17:23:21 0
・長く出版が途絶えて「幻のマンガ」と呼ばれていた「オバケのQ太郎」が復活する。小学館が24日から
刊行する「藤子・F・不二雄大全集」に収録されることになった。総額5万610円の第1期刊行分に、
すでに2千セットの予約が入っている。
藤子不二雄名で描かれたマンガのうち、ほとんどは藤子不二雄(A)さんと故藤子・F・不二雄さんが
単独で描いていた。しかし完全な合作だった初期の「Q太郎」は80年代に中央公論社(当時)が
出した全集に収録されたが、90年代以降絶版状態で、古書市場では1冊数千円の高値で取引されていた。
小学館は今回の全集で、藤子不二雄(A)さんとの合作を含め、藤子・F・不二雄さんの全作網羅を
目指し、「Q太郎」の収録が実現した。「Q太郎」と同様に出版が途絶えていた「ジャングル黒べえ」も
収録される。
藤子プロと小学館は「マーケティング戦略の中で復刊の機会を探っていた。今回の全集刊行を好機と
とらえた」としている。
全集には、雑誌に掲載された「ドラえもん」約1300話のうち単行本化されていなかった約100話も
初めて収録される。第1期刊行分は「パーマン」「エスパー魔美」などを加えた8作品33巻。
A5判で各巻220~770ページ。来年8月に刊行開始の第2期(巻数未定)で完結の予定だ。
URLリンク(www.asahi.com)
※Wikipediaより抜粋
・1980年代に「黒人差別をなくす会」という団体が黒人の描写について差別的だとして多くの漫画や
絵本を出版している出版社に抗議をした。
てんとう虫コミックス「オバケのQ太郎(傑作選)」第5巻等に収録「国際オバケ連合」に登場する
「バケ食いオバケ」が人食い人種を思わせるとして1989年7月に抗議を受け、同じ作品を掲載した
てんとう虫コミックスと藤子不二雄ランドの該当の巻が回収された。
これ以降、オバQの増刷は全面的に止まっている。なお同様にして絶版になった藤子作品に
『ジャングル黒べえ』がある。この「黒人差別をなくす会」による抗議が原因と考えられるが、
『封印作品の謎2』によると、この時回収されたのは「国際オバケ連合」が収録された巻のみで、
作品全てを封印する理由には繋がらないとしている。