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静岡県と「富士山静岡空港株式会社」が運営する静岡空港のホームページ上で
特定の操作をすると、「ツアー代金8割引き」「チベットへの臨時便運航決定」など、
虚偽の情報が表示される状態になっていたことが1日、わかった。
HPは県が専門業者に委託して作ったが、どのような経緯で虚偽の情報が閲覧できる状態に
なったのかは不明。誤って代金を払い込んだなどの実害は今のところ出ていないという。
業者は同日、虚偽の情報を閲覧できないようにした。
表示された虚偽の情報は10ページにわたる。例えば、空港のサポーターズクラブの会員募集と称して、
「今月中に加入された方は、ツアー代金が8割引きに、開港までに加入された方は、
な、なんと半額になります」との記述があったが、県商工会議所連合会内にある
同クラブの事務局は読売新聞の取材に対し、「8割引きのツアーなどはない」と記述の内容を否定した。
また、「チベットへの臨時便の運航決定」として、「申し込みは明日まで。今すぐ、
下記代理店に電話を」と呼びかけ、申込先として「チベット人民旅行社」の電話番号が記載されていた。
この番号は宮崎県の自営業者宅の番号で、自営業者は読売新聞の取材に対し、
「うちは静岡空港もチベットも関係ない」と述べた。
このHPは、HP製作会社「アーティス」(浜松市中区)が県からの委託費約300万円で作り、
5月中旬に公開された。県と空港会社は同社に年間約10万円のサーバー使用料を支払っている。
アーティスの営業担当者は読売新聞の取材に対し、「(原因は)一般の人はほぼ見られない
不要なファイルがサーバーに残されていたため。システムを構築したのは当社だが、
その後県に納品したので、(虚偽の情報を)実際に誰が入力したのかはわからない」と説明した。
県空港部の白井満理事は「HPを見た多くの人たちの誤解を招きかねない遺憾な事態で、
製作会社に抗議した。今回のことが、個人情報の流出などの危険性もはらんでいれば、
県としても対応する」としている。(一部省略)
ソース:読売新聞
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画像:ウソの情報がかかれたページ
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