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★不信任案提出の時期検討 首相決断力ないと３野党
民主、社民、国民新の３党党首と幹事長らが１日夜、都内で会談し、
麻生太郎首相が自民党役員人事断念に追い込まれ、閣僚の補充にとどまったことを受け
「首相の決断力の欠如を露呈した。内閣不信任に値する」との認識で一致した。
今後、内閣不信任決議案の提出時期を３党幹事長で検討していくことを決めた。
提出時期をめぐっては「早めに明確にせず、前触れなく提出した方がいい」
「サミット前に国民の代表に泥を塗るのは避けるべきだ」などの声が出た。
参院にも首相問責決議案を提出するべきだとの意見もあった。
会談では、衆院選後の３党連立政権を視野に共通政策の策定を急ぐことも確認した。
これに先立ち、３党幹部は自民党の役員人事見送りについて
「首相は意思決定ができず、毎日ぶれている」（民主党の鳩山由紀夫代表）、
「衆院選直前の閣僚補充はあまりにも遅すぎる」（社民党の福島瑞穂党首）、
「自民党という船はもう難破している。どうあがいたって駄目だ」（国民新党の亀井静香代表代行）などと批判した。
また共産党の穀田恵二国対委員長は
「人事で揺らぎ、麻生政権がレームダック（死に体）ということが一層明らかになった」と指摘した。
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