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酒気帯び運転で摘発され、懲戒免職処分になった元大阪市立高校管理作業員の男性（４１）が
市に処分取り消しを求めた訴訟の判決が１日、大阪地裁であった。中村哲裁判長は
「免職処分は過酷」として処分取り消しを命じた。
中村裁判長は、飲酒運転は原則免職とした市教委の指針が男性に周知されていたとは
認めがたいと指摘。飲酒運転について「重大な非違行為」としながら、「運転は
公務に関係しない私的行為で、市教委は裁量権の範囲を逸脱している」と判断した。
判決によると、男性は平成１９年１１月１０日未明、大阪市内で飲酒後に乗用車を運転。
道交法違反（酒気帯び運転）で摘発され、大阪簡裁で罰金３０万円の略式命令を受けた。
市教委は１２月、懲戒免職を決定した。
市教委は「主張が認められず残念。判決を分析して対応を検討する」とコメントしている。
*+*+ 産経ニュース 2009/07/01[20:20] +*+*
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