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(>>1の続きです)
一方、森田容疑者はその日、午後から年休を取り、昼ごろ退社していた。捜査本部は、
小川さんの退社後に2人が何らかのトラブルになったと判断。
森田容疑者の10日昼以降の詳しい行動を調べている。
■強い殺意
司法解剖の結果などによると、小川さんの遺体は、左後頭部が陥没骨折していたほか、
顔や頭を鈍器のようなもので執拗(しつよう)に殴られていた。
特に頭部は工具のようなもので、何度も殴打され、骨が見えるほどのすさまじい傷だったという。
小川さんの手には暴行を防ごうとした際の傷が残っており、捜査関係者は「顔や頭を狙って、
あんなに激しい暴行を加えていることから考えると、相当強い殺意があったのだろう」という。
捜査本部が事情聴取を待たずに押収した森田容疑者の車は、助手席側のフロントガラスに内側から
ひびが入っており、ルームミラーも根元から折れていた。
また、車内から小川さんの血液反応も確認されており、事件に使用された可能性は高い。
■事件の謎
「まじめな人」「子供の送り迎えをしている姿をよく見た。仲のいい家族だった」
近所の人たちに、森田容疑者はごく普通の“マイホームパパ”に映っていたようだ。
逮捕前、記者の質問に対し、森田容疑者は小川さんの死亡について「ショックだ」などと話していた。
しかし、「犯人に言いたいことは」と問うと、「何でそんなん言わなあかんねん」と語気を強めた。
面倒見がよく明るい性格で、仕事熱心と評判だった小川さん。
周囲からマイホームパパとみられていた森田容疑者。
捜査本部は、交際をめぐるトラブルがあったとみている。しかし、頭や顔を鈍器で繰り返し殴り、
瀕死の状態で汚水タンクに投げ入れるという凶行に至った動機や経過はまだ明らかになっていない。
森田容疑者は「殺害はしていません」と容疑を否認した以外、取り調べに対し、ほぼ黙秘を続けているという。