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西宮市で公用車を運転する職員が、1カ月の勤務日の半分程度しか
乗務していなくても、約50万円の給与を支給されていることが30日、
分かった。市は「待機時間は洗車など保守整備を行っている」と説明するが、
行財政改革の一環で運転業務を外部委託する自治体は少なくない。市総務局は
「業務の見直しを進め、車両課の在り方も検討する」としている。
市会本会議で渋谷祐介議員が取り上げた。
市によると、車両課には36人の運転手がおり、うち幹部らが利用する
公用車を運転するのは7人。勤務は午前8時45分~午後5時半だが、
1日2~3時間の乗務で走行距離が20キロ前後だったり、20日間の勤務日中、
11日間しか乗務していなかったりするケースがあった。
同市の運転手の給与月額(平均年齢=47・8歳)は約53万6千円。
賃金センサスに基づく民間の同職種の約28万1千円(非常勤を含む)を大きく
上回っている。
尼崎市は2002年度から公用車運転手の業務委託を段階的に進め、昨年度に
全面移行。同市は「人件費を含め年約4千万円のコストダウンになった」と話す。
一方、神戸市は行財政局に自動車係があり、25人の運転手が毎日乗務しているが、
11年度までに19人に減らす計画という。
渋谷市議は西宮市の実態を「厚遇」と批判し、「給与制度など抜本的な見直しを」と求めた。
神戸新聞 7/1 09:50
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