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知事が、「人気というものは世論の支持、ということですか?」と尋ねると、河上弁護士は、
人気というのはテレビが囃し立てると出るもの、テレビが背を向けたとたんに人気はなくなる、
と説明。これに対し知事は、「テレビに出ても人気の出ない人もいる」とし
「河上弁護士の言っていることはわからない!」と反論した。
河上弁護士はさらにこう言った。
「地方分権は大切な一つではあるけれど、それだけで国はやっていけないからね。
(自民党の政策を)あなたは変えようとしているのだから、それならばちゃんと
変えようとする方向性を出さなければいかんでしょう」
知事から国際問題や財政、医療などの問題についての発言が聞こえてこない、というのだ。
■「しゃべり方もおかしいですね。ビックリします」
知事は、地方分権は自分の最重要課題だから真っ先に話しているし、
他の様々な国の問題についても考えている、とした上で、
「おかしいですよ、それ(河上弁護士の発言)は。おかしいですよ、人気がどうのこうのとか」
すると河上弁護士は、「あなたの意見に反対する人間を、『おかしい』と言って切り捨てるのがおかしいんだよ!」
これに対し、知事は、「えぇー?そのしゃべり方もおかしいですね。ビックリします、もう」とやり返し、
非常に険悪なムードになった。
番組の終了間際、司会の福澤朗さんから知事の感想を聞かれた河上弁護士は、
「50歳というのは若いなぁと思って(東国原知事の)話を聞いていたけどね、まだ若いですよ」
と語った。知事は出演後、「私自身のマニュフェストに対しては、かなりの認識の違いが感じられました。
生放送の性格上、充分に説明をできなかったことも心残りです」というメモを残し、番組内で紹介された。
二人のバトルが激しかったこともあり、ネットではこの論争が大きな話題になっている。掲示板やブログなどには、
「喧嘩上等河上の挑発にのった東がアフォw」「爺さんのいうことが正しいのに なぜ分からないんだ東」
「東国原を批判するだけで、他に何もしないジジィより国を変えようと動く東国原を応援するよ」
などさまざまな意見が出ている。(おわり)