09/07/01 09:12:20 qUcB1OwV0
考える会: 現在の児童ポルノ法は、被害者の救済や児童ポルノの頒布禁止等を盛り込んだ個人法益でありますが、
改正議論において社会性風俗を取り締まる様な社会法益に変質させようという動きがありますが、個人法益を
社会法益に変質させてしまって、本来の目的であるはずの子どもの人権は守れるとお考えですか?
共産党 : 児童ポルノ法の制定趣旨は、被害に遭う子どもをただの1人も生みださないことであり、
万一、子どもが性的被害に遭った場合には、万全をつくして被害者の保護・救済をすすめ、尊厳を
維持するところにあると考えます。
そうした立場から、児童ポルノ法を、性風俗を取り締まるようなものに改定することには賛成できません。
考える会: 米国では創作物に対する規制についてはすでに連邦最高裁判所で違憲判決が出ており、
先進国の間でも創作物に対する表現規制をかけている国はカナダだけとなっていますが、創作物における
表現について、科学的・学術的データも無しに規制する事に法的妥当性があるとお考えですか?
共産党 : 社会的道義的な問題とは別にして、創作物にたいして一律に法的な表現規制を
かけることには慎重でなければなりません。また、もしかりに規制をかけるような場合でも、十分、
科学的・学術的な知見・根拠をふまえたものにすべきだと考えます。
考える会: 児童ポルノを取り締まる方針として、ご自身及び党の考えは?
共産党 : 児童ポルノについては、基本的に現行法で取り締まることが可能だと考えます。
ソース…子供の人権と表現の自由を考える会>児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律改正に関する公開質問状
URLリンク(cjhjkangaeru.web.fc2.com)
※自民党は質問への回答を拒否