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★7月1日からゴミ収集有料化…札幌市が混乱<6/30 21:27>
・札幌市では、7月1日から一般の家庭ゴミなどの収集が原則有料になる。この有料化を前に、
ゴミ捨て場には普段の7倍ものゴミが駆け込みで捨てられるなど混乱が続いた。
札幌市内のあるゴミ捨て場では30日朝、多量のゴミが出されたほか、「燃やせるゴミ」の日にも
かかわらず、自転車などルール違反のゴミ捨てが相次いだ。また、「燃やせないゴミ」の日には、
通常の7倍以上のゴミが捨てられた。先週には、ライターやカセットボンベを無料のうちに捨てる
人が相次いだため、ゴミ収集車の火災も相次いだ。
人口190万人を抱える札幌市の家庭ゴミ有料化は、18ある政令指定都市では7番目で、
全国で最大規模となる。「燃やせるゴミ」と「燃やせないゴミ」は、5~40リットルの指定の
ゴミ袋に入れて出すことになり、ゴミ袋は5リットルが一枚10円、40リットルが一枚80円と
なっている。
現在、市内に4つある清掃工場のうち、一つは老朽化しており、あと8年で寿命を迎える。
だが、建て替えには370億円がかかるため、市は、ゴミを減らせば清掃工場を建て替えずに
3工場で運用できると判断した。
また、ゴミを減らす作戦として、家庭ゴミの30%を占める「紙」をできるだけ資源としてリサイクル
することに注目。新聞や雑誌は資源回収を徹底し、新たに、汚れていない紙類を「雑がみ」として
無料で集めてリサイクルすることにした。これにより、札幌市の分別は5種類から9種類に増える。
市は、分別のガイドブックを89万世帯すべてに配って正しい分別を呼びかけている。
市内には「雑がみ」を選別する施設が29日にオープンし、これまで捨てられていた紙を原料にして、
段ボールやトイレットペーパーへのリサイクルが始まる。
生活用品店では、ゴミ箱が飛ぶように売れている。「雑がみ」をコンパクトに分別して収納できる
タイプが人気だという。ゴミを減らせるかどうかは、市民がどこまで分別できるかにかかっている。
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