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★自民、内戦状態 反・親麻生が激突
麻生太郎首相(自民党総裁)による党役員人事と内閣改造の調整が大詰めを迎えた30日、
自民党内は、人事と党総裁選の前倒し、衆院解散の時期をめぐって反麻生系と親麻生系の
議員らが罵り合うなど激しく対立し、大混乱の様相を呈した。
「麻生降ろし」のための両院議員総会開催の署名運動が表面化する一方、
細田博之幹事長は反麻生系議員を衆院選の公認から外すことまでちらつかせて恫喝した。
静岡県知事選、東京都議選、衆院選で民主党と対決する前に、
自民党は内戦状態といってもいいような様相を呈している。
30日午前、国会内で開かれた党役員連絡会で、反麻生、親麻生の幹部がぶつかった。
「9月の衆院議員の任期満了は目の前だ。首相は解散権を乱用すべきじゃあない」(武部勤元幹事長)
「そんな議論をするな。挙党一致で首相を支えるんだ」(島村宜伸総裁特別補佐)
武部氏の発言は、麻生首相の下で衆院選を戦えば自民党は壊滅的打撃を受けるとみて
総裁選前倒しを唱えたものだ。これに対し、首相を支える島村氏は、総裁選前倒し論を
「利敵行為だ。出ていってもらいたい」と非難、応酬は続いた。
細田氏は役員連絡会後の記者会見で「党の結束を明らかに乱す発言があれば監督強化を考える。
党のもとでなければ小選挙区は戦えない」と、公認外しを示唆。執行部の一人は
「言動によっては除名もある」と強調した。
細田氏らが反麻生議員への牽制を行ったのとちょうど同じころ、反麻生議員が動き出した。
山本拓、佐藤ゆかり両衆院議員らが、東京都議選投開票日の翌日の7月13日に
両院議員総会を開催することを求める署名運動を開始したのだ。
党所属の全国会議員の事務所にファクスかまたは直接持参して賛同を求める文書を配布した。
都議選で自民党が敗北すれば、党則の「総裁リコール規定」を使って両院議員総会を
一気に麻生降ろしの場とするねらいがあるのは明らかだ。(続く)
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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