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(>>1の続きです)
ラウドン郡の検察は、この写真を児童ポルノであると見なし、「児童虐待の可能性があったにもかかわらず
少女の親にそれを通報しなかった」ということを問題視し、辞職しなければ刑事事件として起訴する
とOei氏を脅した。Oei氏が拒否すると、起訴陪審(大陪審) は8月に同氏を起訴した。この時、
少女の親に通報しなかったことは問われず、「児童ポルノ所持」という重罪が主な罪状になった。
この件で求刑は5年になるが、さらに、「男子生徒に写真を送信させたことで未成年者の非行を促した」
という軽罪も含まれて、求刑は合わせて7年だった。
夫妻はコミュニティの人々から冷たい目で見られたほか、家宅捜索に備えて、家にあった写真を調べ、
自分の子ども達が小さいころに裸で映っている写真がないかチェックするなど、パラノイア的な不安に
襲われたという。一方、教育関係の団体や元生徒、属していたキリスト教会(クエーカー)の人々など、
多額の訴訟費用で困難に陥ったOei氏を助けようとする人々もあった。
2009年3月、裁判所は、この写真は児童ポルノに当たらないとして訴えを棄却した。Oei氏は4月から
フリーダム高校での勤務に復帰した。
さらに『Washington Post』紙によると、バージニア州のラウドン郡教育委員会は6月23日(米国時間)、
Oei氏が支払った訴訟費用として、約16万7000ドルを同氏に返還することを7対1で決定した。
なお、セクスティング問題では、同様の写真を所持しているという理由で、
米国各地で多くの十代が逮捕・起訴されている。