09/06/29 16:21:32 0
★<アニメの殿堂>制作現場は「施設より人材育成に資金を」
・アニメの殿堂って必要?--とも批判される国の「メディア芸術総合センター」(仮称)。海外で高い評価を
受けるアニメやゲームの発信力を高める狙いだが、アニメ産業の空洞化が進み、日本アニメの土台は
ぐらつく。話題のセンターは、危機を救えるのか。
「昨年から受注作品数も制作費も減った。30分のテレビ1話を約1800万円で請け負っていたが、
今は1300万円程度」。そう漏らすのはアニメ制作会社「ゴンゾ」の鷹木純一プロデューサー(35)。
中小零細が多くを占める業界の苦境を肌で感じている。
絵の細密化で手描きの手間が増えたのに、人件費はそのまま。鷹木さんは「体力のない会社は去年から
どんどんつぶれています」と証言する。制作担当の佐野真司さん(30)は言う。「センターを作るお金が
あれば、アニメ業界の再編に使い国家産業として育ててほしい」
05~06年をピークに日本アニメの市場規模は減少に転じた。DVD販売の落ち込み、インターネット動画
配信の発達などが背景にある。
「遊びに使う金はゼロ。彼女ができても結婚なんてできるかな」。24歳の男性アニメーターは眠い目をこする。
業界に入って1年、平均月給7万円だ。
日本アニメーター・演出協会(JAniCA)の調査では、20代アニメーターの平均年収は約110万円。
離職率は8~9割とも言われる。アジア各国への業務委託に加え、技量の高い若手が育たない「空洞化」が進む。
(>>2-10につづく)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)