09/06/29 02:10:02 D64InpCT0
「女性が自衛も許されない社会」
秀里 音子(学生 22歳 東京都)
つい先日のことです。
外出中に空腹を覚えたので、偶然目についた寿司屋に入りました。
すると、店内にいたのは、私を除けば店員も客も男ばかり。
大阪の某飲食店で女性客が店員の男に拉致・暴行されたという
いま世間を騒がせている事件のことが頭をよぎり、私の心は
不安でいっぱいになりました。
私は、そのような被害に遭わないよう、
とりあえず空腹を満たしてから、一目散に店の外へ逃げ出しました。
そこで、念のために後ろを振り返ると、寿司屋の店員の男が
物凄い形相をしながら、私の後を追いかけてくるではありませんか。
寿司をたらふく食べた後では、脚力で男に敵うはずもなく、
間もなく私は店員の男に追いつかれ、取り押さえられてしまいました。
まさしく貞操のピンチです。
ところが、驚いたことに、男はその後警察官を呼んで、
自分が婦女暴行未遂犯として自首するのかと思えば、
なんと、この私を食い逃げの犯人として突き出したのです。
確かに、食べた寿司の代金は不払いのままでしたが、
私はただ、男たちの性の欲望の餌食にされるのを未然に回避したかった
だけであり、それを犯罪呼ばわりされるとは心外です。
このように、女性が自己防衛の為の緊急避難をするのも許されないほど、
この社会は女性に不利なようにできているのでしょうか。
悲しい男尊女卑だと思います。