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7月5日投開票の兵庫県知事選について、神戸新聞社は25~27日の3日間、
有権者を対象にした電話による意向調査を行った。
回答結果とこれまでの取材を総合すると、現職井戸敏三候補(63)=自民、公明、社民推薦=が、
新人の田中耕太郎候補(60)=共産推薦=に対し全県で優位に立っている。
ただ、回答者の3人に1人はまだ態度を決めておらず、終盤へ流動的な要素も残っている。
調査は県内全域を対象に、電話帳から無作為に約550人を抽出して質問。387人から回答を得た。
前提として尋ねた現在の県政に対する評価では、
70%近くが「支持する」「どちらかといえば支持する」と回答。
「どちらかといえば」を含めて「支持しない」との答えを大きく上回った。
候補者の認知度では、2人の名前をいずれも知らなかった人は20%余りにとどまり、
選挙戦が後半に入り、候補者の浸透が一定程度進んでいる状況がうかがえた。
投票する候補を既に決めているかどうかを聞いた質問では、
「決めている」「だいたい決めている」が63%。
「まだ決めていない」との回答の割合は、神戸や阪神、但馬地域で多かった。
「だいたい」も含めて「決めている」と答えた人の中では、
井戸候補が全地域で安定した支持を得ていた。
一方、知事選への関心については「非常にある」「少しはある」が60%を超えた。
前回の投票率は33・33%と過去最低を記録しており、
こうした回答が有権者の投票行動に結び付くのか、注目される。(小森準平)
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