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国連本部で22~26日に開かれていた国連海洋法条約の締約国会合で、
中国が海洋上の「岩」について大陸棚を申請する動きがあると批判し、
議題として取り上げるよう要求したことが27日、分かった。
名指しはしなかったものの、日本による沖ノ鳥島の大陸棚の拡張申請に異議を唱えた形だ。
ただ、日本を含む参加各国は、会合は予算などを討議する目的で開かれており、
全締約国の合意がないのに個別問題を議論するのは適切ではないとの判断でおおむね一致。
議題とするかどうかの判断を今後の課題として先送りした。
中国は国連に提出した口上書で、日本や沖ノ鳥島への言及を避けつつ、
「海洋上の孤立した岩を基点とした」大陸棚の要求は海洋法条約に従ったものではないと非難。
「国際社会は深刻な懸念を表明すべきだ」と強調し、この問題に対処する
「何らかの適切な指針」が必要だと指摘した。
会合でも別の議題中で同様の主張を繰り返した。
日本政府は昨年11月、沖ノ鳥島などの海域に広がる大陸棚について、
新たに日本の主権的権利の及ぶ範囲として認めるよう国連に申請。
中国の口上書は、これに対する同国政府の公的な立場を示したものと言える。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
■国連海洋法条約
国連海洋法条約 沿岸国の権利・義務などを定めた条約。
94年発効で、日本は96年に批准した。
121条3項は
「人間の居住または独自の経済的生活を維持することのできない岩は、
排他的経済水域(EEZ)や大陸棚を有しない」
としており、中国は沖ノ鳥島をこの条文中の「岩」に当たると主張している。
URLリンク(www.jiji.com)
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