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(>>1の続き)
[解説]株式運用リスク浮き彫り
公的年金積立金の2008年度の運用が過去最大の赤字を記録したことで、資産の一部を国内外の株式など
に振り向けている運用方法のリスクが浮き彫りになった。今後も運用不振が続けば、将来の保険料引き上げや
給付カットにつながりかねないだけに、株の比率を下げるなど、より慎重な運用方法に変えるべきだという
意見が強まりそうだ。
厚生労働省は今年2月、積立金の長期的な運用利回りの想定を、04年改革時より0・9ポイント高い
年4・1%に上方修正した。想定が楽観的過ぎ、後になって財源不足に陥る恐れがあるという批判が専門家
から相次いでいたが、その懸念が一段と強まった形だ。
政府・与党内では現在、運用成績を高めるために株の比率を増やすことなどが検討されている。こうした
動きに、ブレーキがかかる可能性がある。
国内外の株式を運用資産に組み込めば、長期的には債券より高い運用利回りが実現する可能性がある反面、
単年度の運用損が生じるリスクが高まる。この点について、必ずしも国民の十分な理解が得られているとは
言えない。年金制度への信頼に響きかねない結果だけに、厚労省は、赤字の原因と責任の所在について、
十分に説明責任を果たすべきだ。
-おわり-