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★憶測を呼ぶ警察庁長官前倒し人事
●民主党の選挙違反を狙い撃ち?
今月22日の閣議で安藤隆春・警察庁長官の人事が了承されたが、この人事にはさま
ざまな憶測が飛び交っている。通常は国会閉会後に発令される幹部人事が、開会中に行
われるのは異例だからだ。そのため、総選挙をめぐる“民主対策”ではないか―とさ
さやかれている。
警察庁長官は、総選挙で全国の都道府県警本部に対して選挙違反の摘発や、情報集約
を指示できる最高ポストだ。
「警察庁は今回の人事を『衆院選に備えて庁内態勢を整えるため』なんて説明している
が、狙うのは民主党の選挙違反でしょう。そのための前倒し人事ではないかとみられて
います」(司法記者)
安藤氏は公安畑を歩んできた。西松事件で「自民には捜査は及ばない」と問題発言を
やらかした漆間官房副長官が警察庁長官だった頃から、長官候補と目されてきた。
漆間氏も関わっていた捜査費不正支出問題では、警察庁官房長として国会での追及を
ノラリクラリかわし、漆間氏との緊密ぶりがささやかれたものだ。政治ジャーナリスト
の角谷浩一氏はこう言う。
「自民党は権力維持のためならどんな禁じ手も使う。23日の古賀・東国原会談がいい
例です。日程を明らかにしてテレビカメラまで入れた。選挙民が『そこまでやるか』と
いうことを平気でやるのです」
まだまだ驚きの展開がありそうだ。
(日刊ゲンダイ2009年6月24日掲載)
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