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28日まで「減クルマ・チャレンジウイーク」(県公共交通利用推進協議会主催)
に参加している盛岡市は、同市愛宕町に市職員専用の駐車場を設けている。
愛宕町内2カ所に計280台分の駐車場を、職員1人当たり月額2千円、
1日200円の格安料金で貸している。市中心部のマイカー利用抑制を
市民に呼び掛けながら、一方で格安料金の駐車場を使い続けており、
批判が高まりそうだ。
市職員駐車場は、市水道部の東側にある借地の3110平方メートル分と、
同北側にある市有地1627平方メートル。借地全体(4437平方メートル)
の約7割のスペースを駐車場として利用している。
市職員の利用料は月額2千円、1日200円。盛岡市内丸の市営・岩手公園
地下駐車場は月額1万5千円(午前8時~午後7時まで)、愛宕町の民間
月決め駐車場も月額8千円前後。市職員駐車場は周辺駐車場に比べ、
格安の利用料金だ。
しかし、土日などに市民に開放されることはほとんどない。市管財課の
斉藤俊一課長は「現時点では、一般に開放する予定はない」と説明。
今のところ、駐車場廃止の予定はない。
市交通政策課によると、市職員の約23%が通勤にマイカーを利用。
公共交通機関を利用しにくい地域に暮らしている職員や時間外の
勤務のためマイカーを利用せざるを得ない職員が利用しているという。
同市は、1996年から毎週水曜日にノーマイカーデーを実施しているが、
最近は他の曜日と比べても大きな変化がない状態だという。
市交通政策課の古山裕康課長は「ノーマイカーデーがマンネリ化
してきている部分はあるかもしれない。職員の意識を高めるため
新たな方法を検討していく必要がある」と話す。
【写真=「減クルマ・チャレンジウイーク」期間中で、なおかつノーマイカーデー
にもかかわらず満車状態の盛岡市職員駐車場=24日、盛岡市愛宕町】
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