【裁判】奈良地裁、身体障害で車椅子の女子生徒の中学入学命じる仮決定…町教委「階段多く本人と介助員の命の保障できない」★2at NEWSPLUS
【裁判】奈良地裁、身体障害で車椅子の女子生徒の中学入学命じる仮決定…町教委「階段多く本人と介助員の命の保障できない」★2 - 暇つぶし2ch2:出世ウホφ ★
09/06/26 17:22:59 0
<車椅子中学生>町立中入学を義務付ける仮決定 奈良地裁

奈良県下市町の町立下市中への進学を希望したのに、設備の不備などを理由に町教委が進学を認めなかったとして、
車椅子生活を送る谷口明花さん(12)=同町在住=が入学を求めて起こした訴訟で、奈良地裁(一谷好文裁判長)は26日、
町教委に対し、同校への入学を義務付ける仮決定を出した。谷口さん側の弁護士によると、中学入学を巡る仮決定は異例という。
正式な入学を求めた訴訟は続いており、判決までの措置となる。

一谷裁判長は「町教委の判断は著しく妥当性を欠き、特別支援教育の理念を没却する」と述べた。

地裁の決定などによると、谷口さんは脳性まひのため、両足と右腕が不自由。手押しの車椅子で日常生活をしているが、
字を書いたり、会話することに支障はなく、今年3月まで介助員2人の付き添いを受けて地元の小学校に通っていた。

同級生と一緒に町立下市中へ進学することを希望したが、町教委は「成長期で体重が増えるため、
階段が多い下市中では、本人と介助員の命の保障ができない」などと入学を認めなかった。

谷口さんと両親は今年4月、同中学への進学を求めて奈良地裁に提訴し、判決が出るまでの間、仮通学ができるよう求めていた。
谷口さん宅へは県立明日香養護学校(同県明日香村)の教員が訪問して学習指導している。

地裁は現地調査をして障害の程度や同中学の設備などを検討。「移動介助が著しく困難とは考えられず、現状でも就学は可能。
バリアフリー化には国庫補助もあり、可能な範囲でスロープを設置するなど工夫を試みる余地はある」と判断した。

下市町の堀光博教育長は「内容を精査したうえで対応を検討していきたい」と話した。【高瀬浩平】

6月26日13時40分配信 毎日新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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