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(>>1の続きです)
また、「FMスクリーン」については
「新聞業界では朝日新聞社が初めて導入し、鮮やかな色彩、リアルな表現力を持つ紙面が実現しました」
と説明されており、やはり「『白い紙』だと、発色などの面で広告の表現力が高くなる」
と言うことが言えそうだ。
■「掲載料金などはお答えできません」
もっとも、新聞広告は、広告業界の中でも、特に「冬の時代」。
08年の新聞広告費(電通調べ)は8276億円で、前年比で12.5%も落ち込んでいる。
「マスコミ4媒体(新聞、テレビ、ラジオ、雑誌)広告費」の下げ幅が同7.6%だということを踏まえても、
マスコミのなかでも特に新聞広告が苦境に立たされていることが浮き彫りになる。
新聞広告をめぐっては、出稿数の減少もさることながら、広告当たりの単価も下落傾向にあるとされ、
新聞業界関係者からは、
「『良い紙を使うから、定価で広告を出してくれ』という苦肉の策なのでは」
という、うがった見方も聞こえてくる。
もっとも、この点については、同社は、
「掲載料金など、お取引に関することはお答えできません」
と、「ノーコメント」の立場だ。
新聞広告をめぐっては、産経新聞東京本社が、通常の紙面を広告特設面で包み込む
「ラッピング新聞」を開発し、01年の「新聞広告賞」(新聞社企画部門)を受賞するなど、
形態についても様々な試みが行われている。