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★「それこそ007の続編」中国外務省が朝日新聞報道を改めて否定
・中国外務省の秦剛報道官は25日の定例会見で、朝日新聞が中国側に全否定された
「金正雲・胡錦濤会談報道」を「確かな取材による記事」と主張し続けていることについて
「それこそ朝日新聞による007(英作家、イアン・フレミングのスパイ小説のこと)の続編では
ないか」と皮肉り、改めて朝日報道を否定した。
朝日新聞は16日と18日に北朝鮮の金正日総書記の後継者とされる三男の「正雲氏が訪中し
胡主席と会談した」と2度報じたが、これに対し秦報道官は18日の会見で「事実ではない」と
報道を否定したうえで「まるで『007』を読んでいるようだ。彼らはどんな続編を書くのだろうか」と
述べた。
しかし、朝日新聞はその後も報道内容が事実であると強調し続け、秦報道官の発言を引用し
朝日報道の真実性に疑問を提起した週刊新潮に対し、「朝日新聞の信用を著しく毀損(きそん)する」
として、謝罪と訂正を求める抗議文を24日に送付した。
こうした朝日新聞の強気の姿勢についての見解を聞かれた秦報道官は「中国外務省はまだ
朝日新聞からの抗議を受けていない」と言明したうえで、「私はすでに事実関係をはっきりさせている。
彼(朝日記者)を信じるか、私を信じるか、それはあなたたちの自由だ」と語った。
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