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福井県所有の都市公園「トリムパークかなづ」=あわら市山室=敷地内で、
中島弥昌元県議(84)=同市坂口=が、勝手に自分の銅像建設を進めていたことが
24日分かった。同市も「県の許可がある」との中島元県議の説明をうのみにして
一時、工事を認めていた。
県と同市は同日、中島元県議に工事中止と原状回復を求めた。
トリムパークかなづによると、中島元県議から6月初めに「銅像を建てる県の許可が出た」と
話があり、工事を許可。15日ごろから工事が始められ、公園南側入り口付近の
のり面を幅約4メートル、奥行き約5メートルにわたって整地、基礎工事を行っていた。
24日になって、あわら市側が県三国土木事務所に確認し許可がないことが判明。
同事務所や同市が工事中止と現場の原状回復を要請した。
同事務所は昨年12月、中島元県議から「銅像を設置したい」との要望を受けたが
許可しなかったという。
中島元県議側は中止要請を受け、現場に運び込んでいた御影石などの撤去作業を
24日午後に始めた。
中島元県議は「地元のためにトリムパークを造ったのは自分だと自信を持っており、
銅像を建てようと思った。今後、トリムパークの近くで土地を購入し、銅像を建てたい」と話している。
銅像は10年ほど前、等身大の上半身の像を2体つくっていたという。
トリムパークかなづは「書類で確認しなければならないところ、話をうのみにしてしまった。
申し訳なかった」としている。
中島元県議は1975年に初当選。7期目の2002年、公職選挙法違反の罪で
略式起訴されたことを受け辞職した。
(一部省略)
ソース:福井新聞
URLリンク(www.fukuishimbun.co.jp)
画像:中島元県議が勝手に銅像建設を進めていた現場
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