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新潟市秋葉区川根の民家の玄関先に、屋根よりも高いサボテンがことしも花を咲かせている。毎年
6月中旬ごろから7月初旬にかけて、大きな黄色い花が次々と開き、地域の名物になっている。
サボテンがあるのは、農業と造園業を営む古川武さん(63)方。40年近く前に古川さんが知人から
一葉をもらい、玄関先に置き忘れている間に根付いていた。今では高さ約4メートルにまで成長
している。
県立植物園によると、南米などの暑い地域が原産のウチワサボテンの一種とみられ、「冬の寒さが
厳しい新潟の屋外でこれほど大きく育ち、花を咲かせるのはすごい」と驚く。古川さんは毎冬、
厚紙やブルーシートなどを幾重にも巻いて雪囲いをしてきた。「とげが刺さって大変だが、放って
おけないからね」と話す。
ことしは19日ごろ、高いところにあるつぼみから開き始めた。一つ約7センチの花が、低い方に
向かって次々と咲いていく。古川さんは「よく近所の人が立ち寄って見ている。評判を聞いて、結構
遠くからも見に来るよ」と目を細めている。
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)
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