09/06/24 14:10:14 0QiZXsWq0
こんな感じだったかな…と思うが、間違ってたら訂正ヨロ
銀行マンの長男・夭折した次男・親父のやってる店を手伝って社長になってた三男・三男と一緒に
働いてた四男の4人兄弟。
親父が死んで、前から作られてた遺言書(和紙の巻紙に毛筆書き&実印で押印)に従って、三男が
過半数の株式を相続する流れになったが、長男が「俺も遺言書を預かってた。こっちの方が日付が
新しいので有効だね」と別の遺言書(便せんにボールペンで走り書き&印鑑はどこでも売ってる
三文判で「一澤」じゃなく「一沢」)を持ち出してきた。
常識的に考えて、「折角そこまでやったのに悪いけど、それニセモノじゃね?」となるはずが、三男が
裁判起こして偽造の確認を求めたが、裁判所は「偽造と言い切れる証拠がない」と却下して確定。
で、長男が店の実権を握って、三男を追い出して、長男と四男で経営しようとしたが、前から居た
職人は全員店を辞めて、向かいにオープンした三男の店に行っちゃったw
仕入れ先や取引先も殆どが三男の店と付き合うようになり、長男は、このトラブルを知らず、「一澤
帆布」という名前だけしってる観光客相手に商売を続ける。
しかし、これでは腹の虫が治まらない長男は、三男を「真似っこの店を出すな!営業妨害だ!」と
訴えた。(これはまだ未決着だったかな)
ところが、上に書いた「遺言書偽造確認」の訴訟で原告になったのは三男だけだったので、旧遺言書
で相続人に指定されてた三男の妻が、同じ訴えを起こした(これは可能らしい)ところ、地裁では
前と同じで認められなかったが、高裁で「不自然だし、これは認められないだろ」と逆転判決が出て、
この度その逆手判決が最高裁で確定した。
これで、長男が持ち出した遺言書は偽造だったことが確定して、今後は長男がやってる店の株主が
三男になっちゃって、三男は2店舗のオーナー、長男は銀行辞めて店やってたのに無職w、長男に
ついてった四男涙目w、親父と次男は天国で苦笑い…