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栃木県足利市で1990年5月、4歳の女児が殺害された「足利事件」で、
23日に再審請求が認められた菅家利和さん(62)が、
宇都宮地裁で行われる再審公判では、冤罪(えんざい)の背景について、
時間をかけて検証するよう求めている。
再審ですぐ無罪になれば、逮捕されてからの17年半の歳月が「簡単に片づけられてしまう気がする」からだという。
その思いの奥底には刑務所での過酷な日々があった。
菅家さんは足利市に帰郷した今月17日、9年近い千葉刑務所での生活を読売新聞の取材に詳しく語った。
1991年12月に逮捕された菅家さんは、2000年7月に最高裁で無期懲役刑が確定すると、
東京拘置所から千葉刑務所に移された。そこでは週末を除く毎日、手提げのビニール袋を作るため、
電気ゴテを使って袋に持ち手を付ける作業が待っていた。作業場には他の受刑者と行進して向かい、
身体検査のためパンツ1枚で尻まで見せなければならない。それが苦痛で仕方なかった。
呼び名は「187番」。「イヤな」を連想し、自分が人間でないような気持ちになった。
6月24日7時45分配信 読売新聞 刑務所で呼び名「187番」、パンツ1枚の苦痛も…菅家さん
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記者会見に臨む菅家利和さんと佐藤博史弁護士(23日午前、東京・霞が関で)=飯島啓太撮影(読売新聞社)
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