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『ホテル代を』4時間交渉
濃霧などによる視界不良でソウル行きの2便が欠航した静岡空港(島田市、牧之原市)で
22日夜、出国手続きを済ませた韓国人旅行客約170人が、ホテル代などの補償を航空会社に
求め、約4時間にわたり空港内で交渉する騒ぎがあった。同空港で国際線が欠航したのは初めて。
国土交通省航空局は「出国手続きを済ませた乗客による、このような騒ぎは聞いたことがない」と
している。
静岡発ソウル行きの定刻は、大韓航空が午前11時45分、アシアナ航空が午後零時45分。
両社によると、視界不良などで静岡空港への到着便が中部国際空港に着陸。静岡に機体搬送を
試みたが着陸できず、いずれも同日午後5時ごろ欠航を決めた。
約1時間の入国手続き後、日本人客らはほかの空港に向かうか帰宅したが、韓国へ帰国する
乗客が欠航判断の遅さを指摘し、補償を求めて搭乗待合エリアで交渉した。空港ビルからの退出は
受け入れ、同日午後9時40分ごろ、航空会社が用意したバスに乗り込んだ。
空港ビルの閉館は午後8時半。空港ビルに事実上、半日にわたり“缶詰め”状態の旅行客は
一様に疲れた表情だった。ソウルから観光旅行に来た会社員ヤン・チェグイさん(36)は
「このぐらいの天候で飛ばないのはおかしい」と憤り、父親の旅行の付き添いの40代の韓国人女性は
「計器着陸装置(ILS)があればよかった。完全でない空港で開港したのはおかしい」と話した。
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