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家出した女子中学生にみだらな行為をしたとして、愛知県警は22日、児童福祉法違反
(淫行(いんこう))の疑いで、名古屋市中川区の会社員(34)ら男3人を逮捕した。
県警によると、生徒2人は家出した当初、家出サイトで知り合った中川区の男の自宅で
生活していたが、さらにインターネットを通じて、逮捕されたほかの2人に引き渡されていた。
ほかに逮捕されたのは、奈良県上牧町の自営業の男(30)と大津市の会社員の男(29)。
愛知県警によると、男3人は今年春、それぞれの自宅で、愛知県に住む女子中学生2人に、
みだらな行為をさせた疑いが持たれている。
捜査関係者によると、生徒2人は家出希望者たちが利用する携帯サイトの家出掲示板に
「家出したい」などと書き込み、それを閲覧した中川区の男が今年3月下旬、2人を自宅に
誘い込み数日間住まわせた。
だが、この男は2人と暮らす生活費の負担が大きく面倒になったため、インターネットで
生徒を引き取ってくれる人物を募集。応じた奈良県の男が名古屋市の駅で待ち合わせ2人を
引き受けた。奈良県の男はその後、うち1人を大津市の男に引き渡したという。
事件は、帰宅しない生徒の親が愛知県警に相談して発覚した。男3人は互いに顔見知りでは
ないとみられ、関係について調べる。
中日新聞 2009年6月23日 09時12分
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