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これが現実
菅氏視察の英政府、実は反面教師 「閣僚多すぎ」の批判
2009年6月22日10時17分
【ロンドン=土佐茂生】英下院の行政特別委員会は18日、「正しい政府」と題した報告書を出し、ブラウン
政権で閣僚・閣外相(日本の副大臣級)が合わせて約100人もいるのは多すぎると批判した。官僚主導の
打破を目指す民主党の菅直人代表代行が、政権に就いた際のモデルとして今月初めに視察した制度の
一つだが、本国では「失敗」との評価がなされた。
報告書は、23人の閣僚と70人以上いる閣外相について「度を越した数の法案がつくられ、政府の決断力や
明快で一貫した方向性を弱めてしまう」と批判。若手の議員らが大臣になると「実績欲しさにメディア受けす
るような短期的な政策ばかりを打ち上げ、国民のためでなく自身の利益を満たすようになる」と断じた。また、
首相による任命も、適材適所ではなく「首相への忠誠心を確認する目的で使われるようになる」との弊害を
指摘した。
英国では、与党幹部の多くが大臣として政府に入り、政治家が主導する体制がとられている。しかし、最近
では政府の力が強くなりすぎ、議会のチェック機能が低下する問題などが指摘されていた。
同特別委は、行政の質や効率性を高める観点から定期的に報告書を出している。
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