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★沖縄近海に宝の山?=海底で特殊地形発見-海保
沖縄近海の海底で、金、銀、銅などの金属が眠る「海底熱水鉱床」の可能性が高い特殊地形が
新たに見つかったと、海上保安庁が22日、発表した。これまでに日本近海で発見された熱水
鉱床の中では最も水深が浅いという。開発も容易とみられ、今後の調査に期待が持てそうだ。
同庁が昨年7月~今年3月、沖縄本島北西部の約100キロ四方の海底地形を調査船4隻で
音波調査したところ、対象海域の東側で火山活動によるカルデラなどを発見。熱水鉱床と
みられる区域を2カ所確認したという。
2カ所の直径は約5キロと約3キロ、水深は400~600メートル程度。沖縄本島北西部に位置
し、日本近海で最も大きい海底熱水鉱床の伊是名海穴(直径約6キロ、水深1000~1600
メートル)より小さいが、全国に10カ所程度確認されている熱水鉱床の中では最も浅い。
海保にはこれ以上詳しい調査を行う装備はないが、文部科学省の海洋研究開発機構や経済
産業省の石油天然ガス・金属鉱物資源機構などで、潜水調査やボーリング調査を実施できる
という。
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