09/06/21 23:12:58 3wsv6EIk0
チャウセスクの時は1日だけは軍隊が民衆と対峙し、発砲もした。
しかし、更なる市民に対する攻撃をチャウセスク大統領がミレア国防
相に命じたため、ミレア国防相がこの命令を拒否。
チャウセスク大統領は自分の警護隊の隊長に命じてミレア国防相を射殺した。
これを気にルーマニア国軍は、チャウセスク大統領から離反した。
スタンレスク国防次官とグズ参謀総長が指揮を執り陸軍に民衆と合流を命じ
ブカレスト官庁街の非常線の陸軍部隊が撤去撤退、共産党本部や大統領官邸
に民衆が雪崩込んだ。
また同時にルーマニア国軍は、チャウセスク大統領に忠誠を誓う内務省治安
部隊や孤児ばかりで編成された陸軍特殊部隊に対し武装解除を試みるが、反
抗され内戦となる。
チャウセスク大統領は、共産党本部に民衆が雪崩込むと同時に婦人や警護隊長、
側近の政治局員と一緒に屋上からヘリで脱出した。
この手配をしたのは、スタンレスク国防次官と言われる。
その後、チャウセスク大統領が乗るヘリは、黒海沿岸の大統領の秘密の別荘に
むかい、そこの飛行場からジェット旅客機で国外に脱出を図ろうとした。
スタンレスク国防次官はチャウセスク大統領が乗るヘリをレーダーで追跡させ、
空軍にスクランブルさせる。
撃墜されかねないと察知したヘリのパイロットが不時着し近くの民家の自動車
を奪取し、逃亡を続けるが、警戒中の付近の陸軍部隊に見つかり逮捕監禁される。
その時点でもブカレストでは市街戦が続き、陸軍特殊部隊はチャウセスク大統領
奪回の為に大統領を監禁している屋敷に接近、陸軍部隊と交戦が始まる。
チャウセスク大統領の身柄を奪回されかねないと判断した軍首脳部は
反チャウセスク派の共産党元幹部でこの革命の立役者、イリエスク救国戦線議長
にこの件を報告、イリエスクは即決裁判でチャウセスク処刑を決め、実行された。