09/06/20 21:15:43 0
(>>1の続き)
昨年10月にも、レインボーから200メートルほど離れた歌舞伎町1丁目の賭博店「ひばり」を保安課が
摘発。ここにも「4号機」20台が設置されていた。ほかにも1月に豊島区南池袋で31台を設置した店が
摘発され、2月にも札幌・ススキノの店で36台が押収されるなど、全国で「4号機賭博」の摘発・押収が
相次いでいる。
パチスロ業界の関係者によると、4号機を集客の目玉にしたこうした賭博店は、1年ほど前から全国の
繁華街にじわじわと広がっているという。
捜査関係者によると、こうした店は音が外にもれないようドアなどを閉め切っており、入り口には見張りの
シキテンが立っていることが多い。監視カメラをつけたり、窓をベニヤ板で覆うなどして、中の様子が
ばれないよう気を使っているという。
■5号機に業界苦戦、利益は3、4割?
「本業が苦しく、闇のパチスロを始めた」
常習賭博容疑で摘発された歌舞伎町の「ひばり」の経営者だった男(43)は、警視庁の調べに対してこう
供述したという。男はもともと、中古パチスロ機を販売する会社の社長を務めていた。
街に大型店が並ぶ光景からは想像しづらいが、パチスロ業界の苦境は現在、深刻化している。「パチスロを
設置する店は、5号機になってから売上高が4号機時代の5、6割程度に、利益も3、4割に減少したと
いわれており、新台が売れない状況がおきている」(中田さん)。
パチスロ愛好家の男性(36)は「4号機は研究すればするほど勝率が上がり、1000円で20万以上を
稼ぐ一獲千金の夢があった。5号機はテクニック無用の運任せ。『細く長く遊ぶ』ことに主眼が置かれており、
バカバカしくてやっていられない」と4号機と5号機の違いを語り、こう付け加えた。
「お金のためだけではなく、ゲームとして面白いので、今でも4号機をやりたくなる。4号機で遊べる
違法店があれば、行ってみたくなるのが人情だ」
(>>3以降に続く)