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解雇や契約終了で社員寮などからの退去を余儀なくされた求職者に対し、神奈川県が全国に
先駆けて実施した県営住宅への期限付き入居。第1弾として募集した横浜市泉区の「いちょう上飯田団地」の
退去期限が6月末に迫り、入居者らは不安を募らせている。
同団地は県が平成20年12月~21年3月に、ハローワークを通じ単身者を対象に3カ月から半年の
期間、3千円~4千円の家賃で入居者を募集。45戸に計92人が入居したが22人が退去し、現在の入居者は
70人となっている。
県が20年5月に当時の入居者74人に対して実施したアンケート(53人が回答)によると、6月下旬に
退去できるとしたのは23人だった。移転先の住宅について、「探している」としたのは35人で、「不動産店などに
相談した」と答えたのは13人。厳しい現状が浮き彫りになった。
松沢成文知事はこれに対し、「8月までは入居期限の延長も検討する」と表明。9月からは公募による
入居者が控えており、松沢知事によると「それを差し置いて今の入居者を優先してしたら、県の政策として
本末転倒」といい、「県でも紹介するなどサポートするので、(期限までに)次の仕事を探してほしい」というのだ。
ともあれ、同団地の入居者らも4月~6月、県に入居期間の延長などを要望してきたこともあって、病気に
かかっているなどの入居者については生活保護で対応し、職業訓練中の入居者などに対しては、7月後半以降に
国が実施するとしている特別生活費の支給が始まるまで、「つなぎ」でそのまま入居できることになった。
※続きます。
産経msnニュース 2009.6.20 13:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽神奈川県が用意した県営団地に集まった求職者ら(画像)
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