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広島県北西部の牧場で11日以降、乳牛86頭が口から泡を吹くなどの
症状が出て変死していたことが20日、県への取材で分かった。県や
農林水産省が原因を調べている。
県農水産振興部によると、死んだのはいずれも同じ牛舎の成牛。
県西部家畜保健衛生所が解剖して調べたが、牛海綿状脳症(BSE)などの
伝染病ではなかった。
10日に餌を変えたばかりだったため、県が検査したが、カビ毒などは
検出されず、農水省に専門的な検査を依頼。餌は購入した数種類を
牧場で配合しているという。
この牧場は11日以降、牛乳や肉の出荷を中止。県内のほかの牧場で
同様の症例はない。
共同通信 2009/06/20 12:08
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