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【テヘラン=久保健一】イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は19日、
テヘラン大学で行われたイスラム教の金曜礼拝で演説し、
イラン大統領選の不正疑惑を巡って改革派勢力が続ける抗議デモに対して、
「街頭の抗議で圧力をかけるのは誤っている」と述べ、デモをやめるよう求めた。
さらに、「(街頭で)流血の事態が起きれば、抗議行動のリーダーが直接責任を負うことになる」と指摘し、
デモを主導するムサビ元首相に強い警告を発した。
ハメネイ師が今回の抗議行動で自らの立場を表明したのは初めて。
改革派のデモを断固容認しない姿勢を示したものだが、
改革派の不満を解消するための融和策は示されておらず、
改革派がデモ中止に応じるかどうかは不透明だ。
選挙不正疑惑については、ムサビ氏らによる異議申し立てに対する「護憲評議会の判断を待ちたい」と述べた。
だが、当選したアフマディネジャド大統領とムサビ氏の「1100万票の差はあまりに大きい」とも述べ、
選挙結果が覆ることはないとの考えを示唆した。
19日は、午後(日本時間19日夜)までにテヘランで改革派による大規模デモは行われていない。
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