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★「番組偏向」批判にNHKが説明文 抗議団体「これでウソが分かった」
・NHKの大型企画「シリーズ・JAPANデビュー」をめぐる波紋が拡大している。
1859年の横浜開港から、1945年までの日本の歩みを振り返るという趣旨の大型番組なのだが、
シリーズ開始直後から「自虐史観に基づいている」「インタビューの編集が恣意的だ」といった声が続出。
「NHKの大罪」と題して新聞1ページを丸々使った意見広告が掲載されたり、全国で抗議活動が
行われたりもしている。これを受けて、NHKはウェブサイト上に説明文を掲載したが、「番組に問題は
ない」とする内容で、批判は収まりそうにない。
批判を浴びているのは、NHKが4月に放送した、NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー 第1回
アジアの『一等国』」。日本にとって初めての植民地である台湾を、どのように統治したかを描いたものだ。
その中で、台湾の先住民族を博覧会で「展示」したことを「人間動物園」として紹介し、教育勅語を
暗唱してみせる台湾人男性の姿も登場。さらに、台湾人を日本式に教育する「皇民化教育」についても触れ、
「親日的とも言われる台湾に、今も残る日本統治の深い傷」 というナレーションも入った。
この内容に対して、「偏向している」「自虐史観だ」との批判が相次いでいるのだ。
「週刊新潮」が「歴史歪曲と『台湾人』も激怒した NHK『超偏向番組』」という特集を組んだほか、
産経新聞には、丸々1ページを使った意見広告が登場。
「NHKの大罪」「NHKは日台友好関係を破壊するのか?私たちはNHKスペシャルの『やらせ』取材、歪曲取材、
印象操作編集の偏向歴史番組の制作と放送に抗議します」 といった文字がおどった。
これまでNHK側は、記者会見や国会議員からの問い合わせに対して、「内容に問題ない」との答えを
繰り返してきたが、6月17日になって、番組制作の経緯を説明する文書をサイトに発表した。
文書を発表した経緯について、日向英実放送総局長は会見の場で「個別の問い合わせに対し丁寧に
対応してきたが、視聴者の皆さまにも説明すべきと考えた」「特定の意図や歴史観に基づいて作って
いるのではないことをご理解いただきたい」 などと説明。(>>2-10につづく)
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