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与謝野馨経済財政担当相が17日、「景気は底を打ったと強く推定できる」と明言し、
主要国のなかでもっとも早く「景気底打ち宣言」をした。ただ、失業率は上昇し、
給料やボーナスも減るという状況ではまったくピンとこない。経済の専門家からは、
「底打ち判断は拙速」「選挙向けのパフォーマンスで、政権の末期的症状」と酷評が相次いでいる。
政府は6月の月例経済報告で、7カ月ぶりに「悪化」という表現を削除し、
「厳しい状況にあるものの、一部に持ち直しの動きがみられる」とした。景気の
基調判断を上方修正するのは2カ月連続。
与謝野氏は17日の記者会見で、「明らかに1-3月が底だった。輸出、生産は上向き」
と景気底打ちの判断に自信を見せた。
これに対し、経済の専門家からは一斉に大ブーイングがあがった。
野村証券金融経済研究所の木内登英チーフエコノミストは「景気は急激に悪化した反動で
(回復する方向に)戻りつつある段階。上下の変動を繰り返すかもしれず、政府が
底打ちの判断を示したのは拙速な感じがする」と疑問を呈した。
(後略)
*+*+ ZAKZAK 2009/06/18[13:34] +*+*
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