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★生活保護打ち切りの53歳衰弱死、再受給問い合わせ後
・三重県桑名市で、生活保護を打ち切られた一人暮らしの男性(53)が今年4月に栄養失調で
衰弱死していたことが17日、わかった。
この日の同市議会一般質問で取り上げられ、市側は「今回のケースを重く受け止め、このような
ことが二度と起きないよう、最善の注意を払っていきたい」と答弁した。
同市によると、男性は昨年6月に清掃のアルバイトの仕事がなくなったといい、同8月から生活保護費を
受け取った。しかし、男性が同12月に支給窓口を訪れなかったことから、担当職員が今年1月、
自宅を訪問。この際、男性は「日雇い労働者の仕事が見つかったので、今後はそれで生計を
立てていく」と話したため、市は以降の支給を打ち切った。
同2月には、男性から「仕事が駄目になりそうだが、再受給は可能だろうか」と問い合わせの電話があり、
市の担当者が「本当に駄目になったら相談に来てほしい」と伝えたが、その後、連絡がなく、4月26日に
自宅で死亡しているのが見つかった。死亡は発見時の1、2日前とみられるという。
水谷元(げん)市長は「不況で厳しい状況が続いており、再発防止を指示した」と話している。
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