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障害者団体向け割引郵便制度の悪用をめぐる虚偽有印公文書作成事件で、
厚生労働省障害保健福祉部の元部長(57)=退職=が
大阪地検特捜部の調べに、元雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)から
「凛(りん)の会」の障害者団体証明書の発行の報告を受けた後、
「民主党国会議員に『然るべくやりました』と伝えた」と供述していることが17日、
関係者への取材で分かった。
特捜部は「証明書のことは知らない」と全面否認している村木容疑者の関与を裏付ける供述とみている。
また、元部長が国会議員にアピールするため電話で報告した可能性が高いと判断。
今後、元部長が証明書が偽造されたことを認識していなかったか慎重に捜査を進める。
関係者によると、元部長は平成16年6月上旬、
当時、障害保健福祉部企画課長だった村木容疑者から「証明書を発行しました」と報告を受け、
その後すぐに民主党国会議員に電話をかけたという。
同会の証明書発行をめぐっては、凛の会主要メンバー、倉沢邦夫容疑者(73)が16年2月、
民主党国会議員の事務所で厚労省への口利きを依頼。
議員はその場で元部長に電話をかけ、元部長はその後、
村木容疑者に「うまくやってくれ」と対応を指示したことがすでに判明している。
村木容疑者は16年6月上旬、倉沢容疑者から直接、「早く証明書を出してほしい」と催促を受けると、
「活動実態のない団体かもしれないが早く出してあげて」と
同部係長の上村勉容疑者(39)に改めて指示したとされる。
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郵便法違反などの罪で起訴された障害者団体「白山会」会長、守田義國被告(69)と
広告代理店「新生企業」(現・伸正)社長、宇田敏代被告(53)が17日、保釈された。
弁護人らによると、保釈保証金は守田被告が730万円、宇田被告が2000万円。
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