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★「まだ死にたくない」―Wiiゲーム開発会社が「魂の叫び」
・「まだ死にたくない」―ゲーム開発を手掛けるマーベラスエンターテインメントの幹部が、Wii用RPG
「王様物語」(9月3日発売)の開発者ブログで、切実な思いを吐露している。同社のWiiゲームはどれも
自信作で評価も高いが、販売数が振るわないと嘆いており、王様物語は「どうかたくさん売れてほしい」と
願っている。
記事タイトルは「魂の叫び、切なる願い」で、書いたのは、王様物語エグゼクティブプロデューサーで
同社取締役の和田康宏さん。
これまでに発売したWiiソフトとして「NO MORE HEROES」「牧場物語 わくわくアニマルマーチ」
「朧村正(おぼろむらまさ)」などを挙げ、「どのソフトもギリギリの時間と予算の中で、制作者・開発者
ともに精魂込めて作り上げ、胸を張って世に送り出したタイトルたちで、実際にどれもすばらしい評価を
いただいた」という。
だが売り上げは評価に比例していないようで、「本当に不思議。全部のタイトルが同じような出荷本数です。
しかもそんなに高くない」という。「もう本当に涙目。泣きそうです。夢にも出てきます」と嘆きつつ、「いろんな
意味でまだ力が足りないのでしょう」と自省する。
王様物語は2008年発売予定だったが開発が遅れ、発売が今年にずれ込んだものの、完成したゲームは
「痛い思いをして、時間をかけた甲斐があった」という良い出来という。ゲームを店頭に並べてもらうためにも
「予約して買ってほしい」と呼び掛けている。
さらに、「(売り上げという)結果が付いてきてこそ次の面白いものを作れるようになる」と訴え、「ゲームが
いつまでも新しく刺激的で面白いものでいられるように、生き残っている限りはがんばり続けます。
まだ死にたくない、、、これが本当の意味での、魂の叫びであり、切なる願いだったのかもしれません」と
訴えかけている。
同社は「牧場物語」など名作を手掛けたことで知られるが、ここ最近は苦戦。2009年3月期はゲーム事業で
10億5900万円の営業損失を計上している。
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
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