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女子高生スナックママ、年上ホステス8人使う…札幌で摘発
札幌市厚別区で無許可のスナックを開いたとして、札幌厚別署が「ママ」を務めていた女子高生(18)らを
風営法違反容疑で逮捕、送検していたことが17日、わかった。
◆資格も取得、商才発揮◆
捜査幹部によると、この女子高生はホステスとして働きながら食品衛生責任者の資格を取るなど勤務態度を評価され、
2年生だった今年1月、店長に昇格。年上のホステス8人を使いながら店を切り盛りする“敏腕”ぶりで、
売り上げが月200万円を超える時もあったという。
摘発されたのは同区厚別中央のパブスナック「ムーン」。捜査幹部によると、女子高生は今年5月、
経営者の男(34)とともに、北海道公安委員会の許可を受けずに同店を営業、女性従業員に接客をさせた疑い。
女子高生は親元を離れ、札幌市内で一人暮らしをしながら通信制高校に在学。
生活費と学費を稼ぐため、市内の複数のスナックなどで働き、昨年10月、同店に移ったという。
ママに昇格した後も、飲み放題メニューを設定したほか、
ホステスの誕生会を開くなど気配りも忘れない商才を発揮したが、学校は休学状態になっていた。
女子高生は現在、少年鑑別所に収容されており、
「働いているうちに学校が面倒になってしまった。今はちゃんと高校を卒業したい」と反省しているという。
(2009年6月17日12時52分 読売新聞)
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