09/06/17 17:50:30 JPwnN5FK0
農業は中間搾取が酷いという話があるけど、より正確には「構造的な搾取が酷い」といったほうがいいかも。
「卸し」より「小売」、もっと言えば事業コストと収支がぜんぜん見合ってない。
そもそも「卸し」にしても「小売」にしても、あの安値が可能なのは「生産→流通」の速度向上が大きい。
つまり、「機械化による作付け・管理・収穫の効率化」が生産者(地)間の競争を激化させるから
小売が人参1本あたり3円だとか値段設定できるわけだ。まあ、生産業はどこもそんなもんだけど、
農業の場合、どこまでも効率化できない部分の方が大きい(代表例は天候)。
しかし効率化しないと「遅い」と販路に乗らない。やっぱり、機械化は進めないといけない。
この場合、進めるというのはより高価な、或いはより土地にあった特殊な機械だ。これが高い!
しかもよく壊れるんだよね。
単純に、この農機のコストが個人事業者にはキツイ。ここらへんの解決も急がれるねぇ……