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16日付環球時報によると、インド空軍は15日、同国東北部の中国との国境地帯に戦闘機Su-30(スホーイ30)4機を配備した。
インドでの報道によると、同国の軍責任者が「近い将来、Su-30計18機からなる飛行中隊を編成する」と述べた。
インド側によると、国境地域の兵力増強は中国側が「越境行為」を繰り返しているため。2008年には270回、
09年は現在までに60回の国境侵犯があったという。中印両国はカシミール(インド北西部)や
アルナーチャル・プラデーシュ州(インド北東部、中国語名は蔵南=チベット南=地区)で、国境が係争中だ。
インド側の「越境」が、どの「線」を基準にしているかは不明。
インド軍はその他、中国との国境地帯に兵力6万人を増員したとされる。
中国政府・外交部の秦剛報道官は、国境地帯でのインドの軍備増強について「受け入れられない。
中印国境は未確定であり、両国関係の発展のため双方の指導者が合意した『10項目戦略』にも、
早期解決が盛り込まれている。中国は、インドとの対話を通じて合理的かつ公平な解決法を
見出したいと願っている」と述べた。
写真は、ロシア空軍が2006年、湖南省張家界で公開したSu-30の演技飛行。超低空飛行や空中給油を披露した。
インドが中国国境に配備したのは、Su-30改良型のSu-30MKIとされる。インドは国内で、
Su-30MKIのライセンス生産を行っている。(編集担当:如月隼人)
サーチナ
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