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★「日本はより高い目標を」=温室ガス削減で中国が注文
北京を訪れた斉藤鉄夫環境相は14日、中国で地球温暖化問題を担当する解振華・国家
発展改革委員会副主任と会談、2020年までに温室効果ガスを05年比で15%削減する
とした日本政府の中期目標を説明した。これに対し解氏は、「より高いものを求めたい」と
述べ、削減幅が不十分との認識を示した。
会談で解氏は、「先進国がより高い目標を掲げ努力すれば、中国もより一層努力する」と
指摘。ただ、日本の省エネ分野の技術協力を強く期待するとし、温暖化対策をめぐる日中
の対話強化で一致した。
また会談前には、斉藤環境相、中国の周生賢環境保護相、韓国の李万儀環境相による
日中韓環境相会合を開催。温暖化と公害の防止を同時に実現する「コベネフィット(相乗
便益)」と呼ばれる手法の推進に向けた協力強化などを盛り込んだ共同コミュニケを採択した。
共同コミュニケは、今後5年間で3カ国が優先的に協力する10分野を明記。年内に中国で
開かれる予定の日中韓首脳会談の議論に反映させる。
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