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★政務官も辞表!麻生首相の求心力低下
西川善文日本郵政社長の進退問題をめぐり、「続投拒否」で突っ走っていた鳩山邦夫総務相(60)が12日、
麻生太郎首相(68)と会談し、辞表を提出、受理された。
麻生政権の屋台骨が大きく揺らいできた。首相は12日夕、記者団に「国民の財産である郵政事業に関し、
政府と日本郵政の間で混乱が生じたような印象を与えたのは甚だ遺憾だ」と強調。
政権へのダメージを問われると「聞かれる相手が間違っています」と答えるしかなかった。
戸井田徹厚生労働政務官が、鳩山氏と行動を共にするとして辞表を提出。
古川禎久環境政務官も辞意を示し、その後撤回したが、「辞任ドミノ」が垣間見えたことで、首相の求心力低下が明確になった。
盟友を切った裏側には、「小泉新党」の影におびえた首相の姿があった。
鳩山氏が西川氏の社長続投拒否を公言し始めた5月以降、小泉純一郎元首相が何度も電話をかけた。
「鳩山が何を言おうと知らない。だが、あんたは違う。俺が閣僚に起用した。やるべきことは分かっているはずだ」
と激しい口調で西川氏留任を迫ったという。
首相は「本音では西川嫌い」(周辺)というが、鳩山氏に同調した場合、小泉氏に近い中川秀直元幹事長らが
「麻生降ろし」のみならず、離党―新党結成に走る恐れも否定できなかったため、苦渋の決断を下したとみられる。
この日夜、首相は7月12日の東京都議選前の「7月3日解散―8月2日投開票」で
衆院解散・総選挙を検討しているとの見方が自民党で広がった。
が、一寸先は全く見えない状況だ。
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