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「パンデミック、あと3年は続く」 WHO進藤医務官
【ジュネーブ=飯竹恒一】世界保健機関(WHO)が11日に宣言した
新型の豚インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の今後の見通しについて、
WHOの新型インフル対策担当、進藤奈邦子医務官は同日、「3年程度は続く」と語った。
進藤氏によると、世界的大流行を意味する今回の「フェーズ6」が終息したと判断するためには、
感染による免疫やワクチン使用の効果により、「季節性インフルエンザと同じレベルにまで患者数が減少する必要がある」という。
しかし新型の感染力は強く、今後、夏に向かう北半球で沈静化する保証はないうえ、
大都市で沈静化が見られたとしても、そこから離れた地域に感染が広がる可能性も懸念されるという。
さらに季節性インフルエンザと新型が同じ時期に流行する複雑な事態もありうるという。
それぞれに対応したワクチンをどのように生産していくべきかの判断のためには、
これから冬に向かってインフルエンザのシーズンが本格化する「南半球の状況を注視する必要がある」と話した。
朝日新聞 2009年6月12日10時14分
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