09/06/12 00:47:39 0
あれは、平成14年の参院補選のことでした。当時の小泉純一郎首相が
JR松戸駅前(千葉県)で街頭演説した際、約2000人の市民が駆けつけ、
身動きがとれないほど混雑していたのを思いだします。
小泉元首相の人気の高さを身にしみて感じたものでした。
今月7日、都議選取材も兼ねて麻生太郎首相の街頭演説が行われた
JR吉祥寺駅前(武蔵野市)に行きました。
支持率が低迷しているとはいえ、一国の首相。
きっと、小泉元首相のときと同じように、
駅前は群衆で埋め尽くされるだろうと予想しました。
ところが、道路も商店街の前の通路もスイスイと歩ける状態。
あまりの人の少なさに、「これが支持率29%の現実か?」と苦笑いしてしまいました。
しかも集まった人々は、麻生首相の発する一言一言に
「その通り!」と相づちをうつ、明らかな自民党支持者ばかり。
しらけた表情で通り過ぎる通行人も多かったように思います。
それでも麻生首相は街頭演説後、会場に詰めかけた“支持者ら”と
満面の笑みを浮かべながら握手を交わし、満足げな表情で会場をあとにしました。
自民党都連関係者に「この街頭演説、単なる内輪うけじゃないの」と質問すると、
「口が悪いな」と言い返してきましたが、決して否定はしませんでした。
「これじゃ選挙は厳しいな」。思わず実感しました。
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