09/06/09 07:35:07 0
(>>1の続きです)
別の関係者によると、男性は、人員の配置や防衛力など海自の内部情報について、
具体的な部分まで詳細に熟知していたという。
関係者によると、多くの自衛官は親しくするうちに、男性が韓国人であることに
気づいたが、帰化しているため関係を続けていたという。
男性の行動は16、17年ごろまで10年以上も続いたが、市民や対馬警備隊、対馬防備隊本部の
一部自衛官の間では、男性には背後関係があり、情報目的で支援する会を結成し、
接触してきたのでは-という懸念がつきまとっていたとされる。
男性の不可解な行動はほかにもあった。
「毎週のように、東京・市谷の防衛庁(当時)や長崎県の佐世保総監部に出かけていた時期もあった」
(関係者)。支援組織設立当時から付き合っていた自衛官が出世し、対馬を離任した後も
関係が続いていたためで、携帯電話で冗談交じりに話ができるほど親しい幹部もいたという。
男性の周辺によると、こうした人脈の広さを活用、上京の際や佐世保総監部を訪ねる際には、
支援する会の会員を案内し、防衛省幹部に紹介するなどしていたという。
ある関係者によると、16年ごろ、下対馬警備所で上水道工事の話が持ち上がった。
同警備所では、雨水をためて飲料水にしていたため、厳原(いづはら)町(当時)が
町の予算で水道を引こうとしたのだが、男性は、支援する会の会員だった電工会社の役員を
懇意にしていた海自幹部に紹介。防衛省の予算で、同社の淡水化設備を採用させようと
働きかけたとされる。
結局、海自内部でも問題となり、男性の計画は中断したが、これ以外にも、自衛隊が関連する
工事に関与していたもようで、別の関係者は、「自衛隊施設に関する工事の入札を
担当している自衛官とも接し、詳細は言えないが、隊舎の改造工事や警備船の改修工事などを
落札した業者もいたようだ」と証言する。
防衛省OBの中にも、男性は、支援する会を利用して防衛省関連施設の工事受注にも
食い込んでいた疑いがあったと、指摘する声がある。(まだ続くです)