【政治】「アニメの殿堂」ほど正しい予算の使い方はない アニメやマンガを堪能できる場所が本屋しかないというのは、国として恥ずかしいat NEWSPLUS
【政治】「アニメの殿堂」ほど正しい予算の使い方はない アニメやマンガを堪能できる場所が本屋しかないというのは、国として恥ずかしい - 暇つぶし2ch1:朝から大変ツカちゃんですφ ★
09/06/08 15:02:45 0

5月29日に14兆円規模の2009年度補正予算が国会で成立したが、野党を中心に「無駄遣い」
「バラマキ」批判が続いている。特に無駄遣いの象徴とされたのが事業費117億円の
「アニメの殿堂」だが、見当違いも甚だしい。

むしろ、無駄遣いとバラマキばかりの補正予算の中では数少ない真っ当な予算と評価すべき
なのである。この問題を巡る政策論争と報道を見ていると、日本のクリエイティブ産業の将来は
暗いと言わざるを得ない。

「アニメの殿堂」の正式名称は「国立メディア芸術総合センター」といい、世界が評価するアニメ、
マンガ、ゲームなど日本のポップカルチャーの展示施設を新たに整備しようというものである。
この予算を民主党は「国営マンガ喫茶」「アニメの殿堂」と喩耶して、今回の補正予算の無駄・
バラマキの象徴として政府への批判を強めている。

だが、ちょっと待ってほしい。そうした人たちは、アニメやマンガを巡る日本の現状を理解しているの
だろうか。それらが世界的に高く評価されていることは誰でも知っているだろう。浮世絵、黒沢明監督
の映画などに続く日本文化の久々の快挙である。それにもかかわらず、オタク発・草の根出身の
文化であるがためか、国内では冷遇されているのである。

例えば、日本のアニメの影響を受けたハリウッドの有名監督や大物プロデューサーが来日すると、
必ずアニメやマンガが集まっているところに行きたがるのだが、結局みんな東京・渋谷の「まんだらけ」
(マンガや同人誌の専門店。希少価値のある絶版本やおもちゃも扱っている)に行くそうである。

日本にはアニメやマンガの大規模な見本市があり、例えば今年の東京国際アニメフェアには3日間で
約13万人が来場し、その10%程度が外国人だったという。1万人を超える外国人が新しい作品の取引
の場に来ているのに、彼らに文化としての歴史や資産を体系的に見せる場は存在しないのである。
(>>2以降に続く)

URLリンク(it.nikkei.co.jp)




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