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借金苦 支援シンポジウム
借金の返済に苦しむ人たちや、相談にのる人たちが集まって解決の道を考えるシンポジウムが、7日、
長崎市で開かれました。
これは、消費者金融やクレジットカードの借金の返済に苦しんでいる人たちを対象に、九州各地の
法律家や精神科医などで作る実行委員会が毎年、開いているものです。
前日の全体会に続いて、7日は5つ分科会が開かれ、このうちギャンブルへの依存症について考える
分科会にはおよそ40人が参加しました。
はじめにおよそ30年間、パチンコ依存症だった男性が体験談を報告し、「何百万も借金を
しているのに、1度勝つと何でもできると勘違いしてしまう。
妻と離婚し、電気やガスが止められても依存症だという自覚がなく、自分のことだと考えられな
かった」と話しました。
この後、精神科の医師が、「最近はアニメやドラマをテーマにしたパチンコが多く、ギャンブルへの
敷居が低くなっている。 依存症は病気だという認識を持って、精神科に相談してほしい」と呼びかけました。
長崎県は、自己破産する人の割合がおととしまで4年連続で全国で2番目に高い深刻な状況にある一方、
離島が多く法律の専門家が少ないことから行政と法律相談機関、それに医療機関が連携を強めて
借金に悩む人を支援していくことにしています。
URLリンク(www.nhk.or.jp)